今日、キャッシュレス決済が進んできており、既存のクレジットカードに加えて電子マネー決済、QRコード決済など様々な決済ソリューションが世に広まっています。

スマートフォンに電子マネーを入れられようになった今日では、財布を持たなくてもスマートフォン1つで買い物はもちろん、旅行もできるようになりました。

しかし、そんな便利になった世の中ですが、日本では今でもなぜか現金での支払いが主流です。

図のように、アメリカと比べて圧倒的に現金払いが主流なのが日本の特徴です。

もうここまでくると、日本が現金主義な理由に「現物主義だから」の一言で済ますのには無理がありそうです。
なにか、もっと何かしらの要因があってこの現金主義がなくならないのだと思います。（周りがそうだからとかね…）

今回は、このなぜ現金主義なのかにつて言及するのではなく、この現金主義の人が周りに悪影響を及ぼしていることについて話そうかなと思います。

大きく分けて3つあります。

1、レジの行列

代表例ですね。
スーパーなどでは特に、1人1人の購入数の多くレジ打ちに時間がかかってしまします。
なので、ある程度の列ができていまい並ぶことは仕方がないことなのですが、支払う側も現金というお金を出し、お釣りを計算しながら小銭を出すのでかなり時間がかかってしまっています。

今やクレジットカードでのサインレスが当たり前で、商品1点の買い物でも下手に小銭を出すほうが時間がかかってしまいます。
なので、基本的にはどんな場面でも現金でなくカードなどのキャッシュレス決済を行ったほうが圧倒的に早いのです。

2、国内でキャッシュレスで支払いできるところが増えない

名の知れたチェーン店でキャッシュレス決済ができないことはまれなのですが、個人営業や田舎のほうのお店では現金しか使えない店も少なくはありません。

そのお店たちは、キャッシュレス決済を始められないのではなく、始めたくても始められないのです。
というのも、キャッシュレス決済を導入するには装置設置の初期費用や手数料がとられてしまうため、その利用度から採算が見込めないとどうしても導入を見送りしたくなります。
「日本人は現金しか使わない」という概念は言わずとしてあるため、どうしても導入することができません。
※加盟店手数料を取らない「PayPay」はほんとに画期的でした。

それに伴い3つ目です。

3、海外観光客が減り、インバウンド効果が縮小する
日本への海外からの観光客は、年々増加傾向にあります。
食べ物はおいしく、様々な魅力あふれる観光資源が外国の方を魅了しています。

一方、不満の声として挙げられるのが「カードが使えず、現金しか使えない」です。

「日本は、現金しか使えなくてめんどくさいからもう行かない。」
なんて言われたらもうおしまいです。てか、もう言われてますw

しかも、2020年のオリンピックでかなりの外国人が日本に来日します。
初めて日本に来るという方もかなり多いでしょう。
そんな中、「日本はカードが使えず、現金しか使えないからめんどくさいな。もう行かないかも。」なんて思われたらもうおしまいです。

日本経済の大きな下支えとなっているインバウンドが縮小してしまうとそれこそ大変です。

以上3つです。
僕なんか、現金はほんとに小銭ケースに1,000円以下持っているって感じですね。
基本的に現金を使う場面は、今通っている歯医者に行くときだけなので行く前に決まったお金をおろすって感じですね。
（歯医者もカードとか使えるところにしたかったんですけど、近場になくて仕方なく…）

キャッシュレスが浸透しないと日本は危ういって思っておいたほうがいいですね。
今、自分がキャッシュレスに踏み込むことが日本の下支えになると考えればどうです？できそうじゃないですか？（てきとー）

最後は、僕が中学生の頃に合った実際のお話です。

友達とチャリンコでゲーセンに出かけた帰りのこと
ビトンのポーチが道端に落ちていて、現金1万5000円くらい？だけが中に。
連れは変な連中だったけど、根はまじめでちゃんと交番に届けることに。
電話番号等教え帰宅。
その日中に落とし主から電話がかかってきて、第一声は

「中のお金とったでしょ！」

悲しくなりましたね。たしかおばあちゃんでした。
もしかしたら、先に拾った人がいてある程度くすねて捨てたのかもしれませんが（1万5000円だけ残すかな）

これが現金だけでなく、カードだけだったらこんなこと言われずに済んだのかなとも思いながら…

キャッシュレスと少し関係ないのですがこんなエピソードがありました。

では、