人類最大の発明は『複利』だ Part2
先日に続いてPart2です。
先日は、複利の計算法、そして複利は期間が長くなればなるほど効果が大きくなることを説明しました。
では、本日はこの複利と株式投資がどのように関係しているのかを見ていきましょう。
複利という言葉を知っていても、株式投資においてこの複利を活かせている人は多くありません。株式投資で複利効果を活かすポイントを説明します。
まず、最重要ポイントを3つ
1、長く投資を行う(早く投資を行う)
先にも述べましたが、複利は期間が長くなればなるほど効果が大きくなります。
10年、20年、30年…
と投資を行う必要があります。
よく初心者は、「今はお金がないから」なんてほざきますが、複利の効果を知っている人からすればとてもナンセンス。
そもそも今の時代まとまったお金がなくても投資ができる時代です。(後に説明)
世界時価総額ランキング6位である、バークシャー・ハサウェイという世界一の投資会社のECOであるウォーレンバフェットも投資の醍醐味は複利の力だと述べています。
世界最強の投資家ともいわれている彼は11歳に株式投資を始めたのだが、後に彼は「もっと早くやっておけばよかった」と言っているのです。
そう、複利を知れば皆同じことを言うのです。
僕ももっと早くやっておけばよかった…
みんなも今すぐ投資を!!!
2、分散投資を行う
1つの銘柄に集中投資するのではなく複数の銘柄に分散して投資を行うことでリスクの分散が可能になります。
1つの銘柄に集中投資をしていると、その会社の業績悪化や何かしらの不祥事を起こしてしまと株価の暴落につながってしまします。
株価の暴落だけならまだしも、配当金の減少、言わゆる減配も懸念されるのです。
配当金が重要な理由については、次の項で
3、安定した配当を出している商品に投資する
なぜ、配当金が大切なのかというと、複利の計算の利息を足していくところがいわゆる出された配当金を足していくところに当たるからです。
100,000円の株を持っている。
配当金が6%出る。100,000円×6%=6,000円の配当!
この配当金で株を買ってまた配当金が出たら、106,000円に6%の配当が…
とまあ、こんな感じで複利の計算が成り立ちます。
そのため、高配当であり安定して配当金を出し続けている企業への投資が必要なんです。
以上の3つが、複利を意識した投資には欠かせません。
では実際にどこの株を買えばいいのか。
アメリカ!!!
理由は、大きく2つ!
1、米国株は右肩上がりに上昇し続けている
図のように米国ではここ20年で2度もの金融危機に直面しました。特に10年前のリーマンショックは記憶に新しい人も多いことかと思います。
100年に1度の金融危機と言われたリーマンショックでしたが、なんとその暴落を2年余りで取り返したんですよね。
そして取り返すだけでは終わらずに、最高値を更新し続けています。
さすがアメリカとしか言いようがありません。これまで、日本にそのような力はありません。それどころか、2020オリンピックショックの可能性が懸念されていたり、日銀による国内株の買い占めもとてつもなく嫌な予感がします…
日本株を買うのは賢明ではありません。
今後も上がり続けていく米国株を買いましょう。
2、高配当株が多く、長年配当を出し続けている企業が多い
配当金が高い企業自体は、日米ともに多数存在します。
しかし、その高い配当を長年払い続けてきたの企業の数は米国が圧倒的です。
「連続増配株」と言われる企業が存在します。
定義は、まちまちですが20年以上配当の増配を行っている企業の事です。
米国にはなんと、連続増配を行っている企業が167社もあります。
そう、リーマンショックで虫の息だった時でも配当金を上げ続けたのです!!
もう、アメリカ暴落しても大丈夫じゃんってなりますよね~
一方、日本株で連続増配している企業は「花王」の1っ社だけになります。
何かちょっとした事件があると、減配や無配が当たり前の状態です。
他にもアメリカに投資するメリットはあるのですが、もうこの2つだけでも十分です。
本日はこの辺で~
複利以外も結構話してしまいました。
明日は、小額からでも分散投資できるインデックス投資について語っていきたいと思います。
では~